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介護メインの福祉情報blog。たまに独り言。

新・要介護認定に関する記事

■10月スタートの新・要介護認定、制度への不信を払拭する道筋は?(日経BP)

要介護認定に関する記事。
あれやこれやで何かと話題になった要介護認定に関するお話を日経BPが5ページにわたって取り上げてますので、興味のある方は読んでみてはいかがかと。

すったもんだで今の状況になっている今の要介護認定の姿には、GMも納得行かないところが多々あるんですが、この先どのような形になるんでしょうね。要介護認定は、介護保険制度の利用に真っ先に関わる根本的な部分ですから、ここは気になるところ。

興味津々です。

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違法な身体拘束で患者死亡、という記事

■患者拘束死で看護師逮捕…大阪(読売新聞)

痛ましい事故が起きたニュースを読みました。
昨年1月、大阪の「貝塚中央病院」という精神科の病院で、入院中の男性患者(当時48歳)が違法な身体拘束中に重体になり、救急搬送先で死亡。元職員の男性看護師(53)が今月1日に業務上過失致死容疑で逮捕されたという事件です。

介護の現場では身体拘束廃止への取り組みが進んできており、医療の現場でも昨年、身体拘束を違法とする判決が出ています。

とはいえ、利用者・患者の生命や安全を守るためには拘束以外の方法がないというケースもあり、完全に拘束を無くすことは現実的には難しく、特に医療の現場ではそもそも拘束しないと治療や診察ができない場合もあるため、いわば一種の必要悪として身体拘束の問題は常に存在しており、拘束ゼロを目指すと同時に拘束そのものを否定もし切れないという、二律背反な感情にさらされているのが関係者の偽らざる心境ではないかと思います。

しかし、かと言って適正なルールを守らず拘束をおこなうことは許されるものではなく、今回の事件は必要であった医師の直接診察がおこなわれていない上に、逮捕された看護師の供述によれば、

「自分が準夜勤で入った時、既に男性は拘束されていた。夜勤のリーダーだったので責任をかぶり、理事長の指示があったように記録を改ざんした


という性質のケースで、看護師の証言が正しいとするならば、困難ケースが多いと思われる精神科の病院であることを考慮しても到底許される訳もなく、まして記録の改ざんを上から指示されていたとなれば、逮捕された看護師ひとりの問題ではなく、組織ぐるみで同様の事例を隠蔽していた可能性も無視できません。

本件は病院で起きたケースですが、我々介護側の人間も他人事とは捉えず、身体拘束については、あくまで緊急避難的な処置であることを念頭に置き、くれぐれも慎重に取り扱うという姿勢を忘れないようにしたいものです。

【身体拘束に関する過去の記事】
■施設・病院での「身体拘束」は違法か(2008年9月10日記事)

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2009年12月7日の福祉・医療ニュースヘッドライン

つけ麺
最近、今さらながら「つけ麺」がお気に入り。麺の味がしっかりわかるところが、うどん好きなGMには好印象です。色々な店に食べに行きたいけど、外食が多くなる季節なので身体のことを考えて控え気味な今日この頃。

【本日のヘッドラインニュース】

■介護世帯など新控除制度を創設へ(読売新聞)
「子ども手当」の範囲外をカバーするようにした控除みたいですね。扶養控除も原則廃止するみたいだし、覚えることが色々増えそう。

■後期高齢者の入院、過去最多65万人(読売新聞)
そんなに増えてるのか・・・とか思ってたら

■65歳以上の入院患者、15年ぶり減少 08年、厚労省調査(日本経済新聞)
65歳以上の入院に関しては減少してる、と。数字を見る時は、取り方ひとつで内容が変わってくるから注意。

■診療報酬「プラス」の攻防(読売新聞)
さてさて、どうなることやら。

■課題山積の新高齢者医療制度、利害調整で対立必至(msn産経ニュース)
対立必至、というより既に対立しまくってるイメージの方が強いです。仕組みを変えるのは大前提な訳ですが、結局は国の税収が上がらないとどうにもならんのでしょうね。介護保険も同様。要は「世の中、金だ」とこういう時は思う。

■介護ロボ 自由な発想で(読売新聞)
GMは介護ロボット擁護論者なので、色んなロボットが開発されることは良いことと思う。でも何でもかんでも「ロボット」というのにも抵抗はあるかな。ロボットという言葉の範囲が広すぎて面食らうこともしばしば。

■ワクチンでの健康被害、救済制度がスタート(読売新聞)
「新型インフルエンザ予防接種による健康被害救済制度」、という名称でスタートしています。詳しくは厚労省のサイトへ。

■女性の長寿の秘密は精子の遺伝子にあり、「二母性」マウスで確認(AFPBB NEWS)
男の精子が無くても女の卵子だけで子どもが作れるんだ、というところにビックリ。将来的には男は不要になる時がくるんだろうか・・・?

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2009年12月1日の福祉・医療ニュースヘッドライン

巷でひそかに話題のサイト「おれさまファンクラブ」(デイリーポータルZ)。さっそく試してみましたが、これ結構おもしろいですよ?時間のある人はちょっとやってみて。このブログも、こういうコメントで埋まる日がいつかくれば良いのですがw

それでは今日のニュースを以下から。

【本日のヘッドラインニュース】
■13年度から新高齢者医療制度=有識者会議が初会合-厚労省(時事通信社)
長妻さんいわく、「2013年4月に新制度施行を目指す」ということらしいですが、どうなることやら。当方、後期高齢者医療制度には反対の立場ではあるんですが、あまりコロコロと変わられても困るとも思ってたり。

■老人ホーム入居、4割が経済的に困難(読売新聞)
たぶん確実にその4割の中に入ります(笑)。というか、月額平均19万円じゃ今だって有料老人ホームには入れません。最近は安くなってきてるけど、特養なんかに比べたらまだまだ高いですし。

■憂楽帳:「求人あります」(毎日新聞)
介護職を募集しても集らない、という内容の記事。タイトルだけだと見逃すところでした。「内定が出ずに困ってる学生もいる世の中で、こんなに敬遠される理由はないのに」とは言いますが、この業界は給料安い+3Kということが今や知れ渡ってますからね。うちの県の就職フェアでも大して変わりはないです。


■「介護職員処遇改善交付金」 大手 一時金や賞与で還元(シルバー新報)
一時金や賞与で還元 → 「基本給は上がらない」
根本的な待遇改善は「交付金」では無理ですよ。うちの法人も基本給じゃなくて手当てという扱いで支給する予定です。先々交付金がどうなるかわからんですから。

■診療報酬引き下げ、長妻氏が異論 「医師数は少ない」(asahi.com)
めずらしく長妻さんと意見が合いました。あんまりこの人の言う事は信用ならないと思ってるもので。特に年金以外の分野で。ええ。

■漢方薬保険外に4万人以上の反対署名 厚労省に提出へ(msn産経ニュース)
これ、気になってました。クスリのことは詳しくないので何とも言えないんですが、漢方と西洋医学はお互いの短所を上手い具合に補い合っていると思ってたんですがね。そんなとこで医療費圧縮せんでも、と思うのですが。どうなんでしょうか。


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新型インフル 高齢者の感染は1%未満

■5~14歳は半数感染か=新型インフル、高齢者は1%未満(時事通信社)

50歳以上の人の感染率は1%未満なんだそうで。
うちの施設でも職員や職員のお子さんが新型インフルにかかってしまって、仕事を休んだ者が何名か出たんですが、特養の入居者さんやデイなどの利用者さんはゼロ。

昔のスペイン風邪で既に免疫が出来てるかららしいですが、まぁ何にせよ今のところ大変なのは職員だけ。休むと勤務変更がかかるので職員さんたちは仕事を回すのにてんやわんやです。ついでに事務員も勤怠管理が面倒なのでちょっぴり大変かも。

いつになったら終息するんでしょうねぇ。

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2009年11月27日の福祉・医療ニュースヘッドライン

秋ももう終わり
秋ももう終わりですね。

【本日のヘッドラインニュース】

■社説:療養病床 削減計画を実行せよ(毎日新聞)
何を馬鹿なことを(怒)。
慢性期とはいえ、医療的な処置が必要なことには変わりないんですよ?特養などの介護施設では、介護職が大部分で看護師はごく数名。入院しているような人を受け入れられるキャパはもともと少ない上に、常時満床状態なのは周知の事実でしょうに。入院患者を立ち退かせろという前に、施設や不足しがちな訪問看護などの充実について説くことの方が急務なんじゃないんですか?これが社説とは、毎日新聞も語るに落ちたものです。

■福祉充実には納税者番号 菅戦略相、所得把握の必要性を指摘(msn産経ニュース)
効率性という点では確かに便利なんでしょうが、反発も大きそう。

■診療報酬の増額要求、10年度改定で厚労省方針 本体部分3%上げ(日本経済新聞)
介護報酬も本体部分の増額をお願いしたいです。介護報酬もこの前3%上がったけど、施設が1.3%、在宅サービスが1.7%の増額で合計3%という仕組みで、しかも加算部分での評価でしたからね。本体部分で上がらなきゃどうにも辛いんですよ。

■認知症とともに(16)「トイレ」より「はばかり」(読売新聞)
昔なじんだ言葉の方がよく覚えている、というのは納得。方言で言ってあげるのもいいかも。

■介護サイトの歩き方(読売新聞)
いずれこのブログも紹介されたり・・・はしないだろうな(笑)
真面目な介護系ブログの方からの相互リンクは大歓迎なので、どうかあなたの巡回路に加えてやって下さい。

■低炭水化物ダイエット:憂うつや不安を誘発 豪の研究チームが発表(毎日新聞)
おなかが減って気が滅入ってるだけでは・・・と疑ってみた。

■職場での不当な扱い、我慢すると心臓発作のリスク=調査(ロイター)
「施設長、心臓とまるんで給料上げてください。」といえば大丈夫に違いない。

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アメリカの刑務所が老人ホーム化 日本も対岸の火事では済まない

■米刑務所が「老人ホーム」化? 受刑者の高齢化進む (CNN.co.jp)

アメリカのニュースから。
アメリカでは受刑者の高齢化が進んでおり、55歳以上の男性受刑者の数が、2007年に8万9900人に達しているのだそうです。ほとんどは持病や認知症などの疾患を抱えており、刑務所にかかる多額の医療費が、刑務所を管轄する州の財政を圧迫しているんだとか。

ところで、
実はこの手の話はアメリカに限った話ではなく、日本でも同様だったりします。

当ブログの2008年1月3日記事でも紹介していますが、日本でも愛知県の豊橋や愛媛県の西条、広島県の尾道などにある刑務所が、増え続ける高齢受刑者に対応するため、バリアフリー化した刑務所として設置されています。

一般的には「高齢者の犯罪」などと言うと、「生活費に困って万引きした」、といった、一種悲壮なイメージの方が強いんだと思いますが、実は全然そんなことは無く、警察庁の統計資料によれば、高齢者犯罪で最も増加が著しいのは、何と「暴行・障害」などの粗暴犯なのです。

データによれば、平成12年には762人だった粗暴犯の数が、平成20年には3,404人にまで増加。増加率はたった8年で4.5倍に達しています。平成9年から数えた場合の増加率は17倍以上

粗暴犯となれば、刑務所行きの確率はかなり高くなります。万引き犯も倍加しており、それも問題ではあるのですが、粗暴犯の検挙数の比ではないのは明らかでしょう。

このあたりの話は介護関係の方は何故かあまり語りたがらないようで、「残念だ」というコメントだけで終わらせたり、専ら生活苦を理由にしての万引きの話などばかりを話したりして事実をぼかしてしまうのが常なのですが、これは厳然たる事実です。

高齢者の犯罪が増えた要因をいくつか挙げれば、

・社会的に孤立した高齢者の増加(不安感の増大)
・経済的な要因
・老老介護などによるストレス
・健康な高齢者が増えた


などといった所が挙げられるかと思います。
特に核家族化や近所付き合いをしない人間が多くなった昨今、高齢者の孤立化は大きな要因になっていると推察されます。

これは行政の力だけではどうにもならないでしょうから、地域を巻き込んだ一体的な取り組みが、今後どれだけおこなわれるかがポイントとなるでしょう。

ただし、前述したように近所付き合いの意識自体が希薄化していますから、正直なところ、それでどれだけの効果が挙がるかはわかりませんが。

高齢者犯罪は再犯率が高いことでも知られています。
刑務所に入れば日々の作業は辛くとも、衣食住は確保されますからね。粗暴犯として受刑したものの、出所後に行く先も収入のあてもなく、今度は軽い犯罪で再び刑務所に入れてもらうようになる、といった図式なのかもしれません。

今回取り上げたニュースはあくまでアメリカでの話ですが、「海外のニュース」というと、どうしても日本とは無関係な問題と捉えがちになってしまうと思い、今回のブログのネタに選んでみました。

日本でも同様の事態が既に起こっている、ということだけは覚えておいて下さいね。


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高齢者虐待12%の増加 全国で1万4959件

■高齢者虐待12%増、家庭内加害者の4割は息子(読売新聞)

この調査は「高齢者虐待防止法」に基づくもので、今回で3回目。年々増加しています。あくまで自治体が通報などを受けて事実確認した事例のみを集計したものですので、実際は更に多くの高齢者が今も虐待に苦しんでいるでしょう。悲しいニュースです。

今回の調査でわかった主な点は以下の通り。

①同居の割合は86%
②被害者のうち78%は女性
③被害者の少なくとも45%は認知症
④虐待する割合が高いのは、息子→夫→娘→嫁→妻の順


同居している割合が圧倒的に多いことからみて、虐待の理由は在宅介護による介護者の肉体的・精神的なストレスから来ているのは明らかです。

介護疲れで身体がもたない
今までの親からは想像も出来ないような奇怪な行動・言動で精神的負担

相談者がいない
協力者がいない

ストレスの蓄積

虐待


というパターンが多いのではないでしょうか。

ここで重要なのは、虐待の加害者も、ある意味では被害者なのだという視点なのだと思います。虐待を受けている高齢者を守るのは当然のことですが、加害者たる家族への精神的ケアをいかにして図るのかが問題ですね。

でなければ、一時的に虐待は止んでも同じ事の繰り返しになってしまいます。

多くのケースでは「息子」が「母親」に虐待を行っている訳ですが、認知症の親を恥だと感じる意識、つまり世間体を気にするあまり、外部に相談をしていない、というケースが往々にしてあるようです。

相談相手がいない、協力者がいない、というのはよく聞く話です。介護保険制度が生まれ、外部の人間に頼るという意識が以前に比べれば高まっているであろう現在でも、いまだに身内(特に認知症高齢者)のことを他人に知られたくない、という人は結構多い。この時点で行政や専門家などを含めた第三者による介入があれば、状況はかなり違っていたのかもしれません。悲しいことです。

しかし、高齢者への虐待件数が年々増え続けているということは、裏を返せば、今まで把握できていなかった虐待の実態が明るみになった、ということにも繋がりますので、悲観ばかりする必要はないのかもしれませんね。

これらへの対処は、高齢者虐待防止法の施行と同時期に設置された、「地域包括支援センター」が大きな役割を担っています。

なかなか表に出てこないような案件を扱う分、責務は重く、期待は大きいですが、確実に成果は挙がっているものと信じて頑張って欲しいです。

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2009年11月19日の福祉・医療ニュースヘッドライン

紅葉と滝
奥さんの実家近くの某国定公園で撮影した紅葉。
あんまり上手く撮れなかったですが秋をひしひしと感じるかな、と。写真の紅葉はまだ緑色だけど、他の場所ではすっかり葉が赤やら黄色やらに色付いていました。

あと半月もしたら忘年会やらなんやらで忙しくなるんだなぁ・・・。

【本日のヘッドラインニュース】

■高齢者の性・ブログ「元夫との性生活怖かった」「出産後に拒否したら脅された」…読者から (読売新聞)
高齢者の性に関する記事。
GMも2年ほど前に高齢者の性についてこのブログで語ったことがあるのですが(勢いだけで書いたグダグダな記事なのでリンクはしませんw)、まぁ別に高齢者に限った話ではないかな、と。相手がいるものですからね。お互いの心遣いが肝心だと思う。

■高齢者などの「買い物難民」なくせ(読売新聞)
こういう取り組みは必要だと思いますね。
ちなみに、うちの亡くなった祖父は山奥の超ド田舎に住んでいたんですが、妙に顔が広かったらしく、かなり遠方にある、宅配なんぞやってないような八百屋やら魚屋やらを、いつも電話で無理やり呼びつけてました。20年以上も前の話ですが、今思えばあれは宅配サービスの走りだったのだろうか(笑)。

■安心・安全ナビ:独居高齢者の暮らし、どんな方法で見守ればいいの?(毎日新聞)
これも良い取り組みかな。お医者さんに見守ってもらえてるというのは安心感がありそう。

■日舞で介護予防 バランスとれた運動 指先の動きで脳も活性化(中日新聞)
日舞はお年寄りに似合いそう。若い人がやっても優雅ですが、風格というか雰囲気がステキ。あの感じは若い人には出せないと思う。

■協会けんぽ保険料率、9.9%に引き上げ見通し(asahi.com)
やばい、実にヤヴァい。

■【中国のアンケ】批判殺到!医師がゲーム中に乳児が急変し死亡(サーチナ)
「家族はインターネットで遊ぶ医者に土下座までして頼んだそうだ。医者の神経が理解不能」・・・GMにも理解不能。日本にはこんな医者がいないことを祈ります。いや、本当に。

■筋骨隆々な男性ダンサーの「瀕死の白鳥」(AFPBB NEWS)
バレリーナの優雅さに、男性ならではの力強さを融合させたスタイルなんだそうです。福祉に何の関係もない記事だけど思わず掲載。タイトルで吹いた(笑)。

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申請率がついに7割を突破 「介護職員処遇改善交付金」 

■介護職員処遇改善交付金:申請率72%(毎日新聞)

申請率がかなり伸びてる、ということで毎日新聞が記事に取り上げてます。
うちの特養でも交付金の申請はしてまして。まぁ何と言うか、気がついたら施設長が申請してた訳なんですが(笑)。

様々な場所で介護関係の方々が同様の発言をされてるでしょうから、今さら長く語るつもりはありませんが、実は私、この「交付金」という形での処遇改善には明確に反対だったりします。

私たちが本当に希望しているのは「介護報酬の本体部分のUP」なのです。交付金のような、いつ取りやめになるかわからない期限付きの臨時ボーナスじゃなくて、根本的な待遇改善が継続的に図れるような仕組みづくりなんですよ。

この辺が民主党の長妻さんにはわかってない。あるいはわかってるけど、それを行う余裕が無いから、一時しのぎの人気稼ぎに交付金を使っただけなのかもしれませんが、とにかく公金の使用方法のベクトルが間違っている。この方法だと目先の数年は良いとしても、長期的に見れば施設にとってマイナスにしかならないかもしれないし、介護職員たちにとっても「ぬか喜び」で終わるかもしれない。

各施設内では申請する、しないで色々な議論が交わされたことでしょう。
しかし、ワラにも縋りたいのもまた事実。

何だかんだで「介護職員処遇改善交付金」の申請率は7割を超えた訳ですが、そんなこんなで個人的には素直に喜べなかったりするのです。

まぁ、交付金すらもらえない業界の方々にとっては贅沢な悩みだと思われるかもしれないのですが。

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