介護メインの福祉情報blog。たまに独り言。

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成年後見制度の問題点

成年後見制度の問題点に関する記事

■成年後見制度が危ない(上)任意後見の盲点 狙われる財産管理の空白期間(中日新聞2月20日)

■成年後見制度が危ない(下) 市民後見人(中日新聞2月27日)

「法定後見」と「任意後見」。
字面だけ見ると法定後見の方が効力があるように見えるが、それは大間違い。成年後見制度は昔の「禁治産・準禁治産」制度と違って、本人意思の尊重を重視した制度なので任意後見の方が優先度は高いのだ。

任意後見契約が締結されているときに法定後見の開始申立てをしても、原則として受理されない(任意後見契約に関する法律第10条)事になっているくらいだ。尚、任意後見についての問題点が記事中で指摘されているが、法定後見にも問題点はある。まずは法律の条文から読んでおいた方が良いと思う。

ちなみに任意後見契約についての定義は以下の通り。

任意後見契約に関する法律
【定義】
(第二条)委任者が、受任者に対し、精神上の障害により事理を弁識する能力が不十分な状況における自己の生活、療養看護及び財産の管理に関する事務の全部又は一部を委託し、その委託に係る事務について代理権を付与する委任契約であって、第四条第一項の規定により任意後見監督人が選任された時からその効力を生ずる旨の定めのあるものをいう。



さて、

記事にもあるように、後見人の権限は極めて強い
財産の管理は元より、各種の代理権や契約の取消権(本人意思以外)まで付与されている。介護契約・施設入所契約・医療契約の締結も可能だ。

しかし困ったことに、成年後見人は手術などに対する医療侵襲行為への同意は出来ない
患者本人の身体については、患者本人しか決められないのが大原則となっている。介護・医療の現場で一番のネックとなっている問題がこれだ。

成年後見制度は民法で規定された制度であって、後見人は本人の法律行為を支援する立場。手術などの医療行為に関する同意は法律行為ではないため、判断能力がなくなった本人に代わり、後見人が同意することはできないと解釈されているのだ。

現状では、任意後見契約の際に手術や延命治療・ターミナルケアについての本人の考え方をできるだけ明らかにしてもらって、書面に残すという対応が最善だが、それが充分に機能しているようであればそもそもこんな問題は挙がらない。

本人は認知症、後見人に同意権はない、病院は同意が得られないから手術しない、という状況になった場合、必要な医療が受けられないという大問題が出てくる。実際の医療現場では止むを得ず同意なしに医師が手術に踏み切ったりするケースもあるのだ。いわば制度の不備を現場に押し付ける結果となっている。

ターミナル時の医療方針にも影響する問題でもあるし介護・医療の現場にとっては他人事ではない。高齢化の進展により、こういった事例は増えてくるはずであり、制度の早急な改善は急務であると言える。早く何とかして欲しいものだ。


あと、これは余談だが。

介護施設にとって身近な医療行為といえばインフルエンザなどの予防接種注射
こちらの方も成年後見人はアウトなのかと思っていたが、予防接種法の条文を読む限り、大丈夫なようだ。

予防接種法
(第八条二項)
第三条第一項に規定する予防接種であつて一類疾病に係るもの又は第六条第一項に規定する予防接種の対象者が十六歳未満の者又は成年被後見人であるときは、その保護者は、その者に定期の予防接種であつて一類疾病に係るもの又は臨時の予防接種を受けさせるため必要な措置を講ずるよう努めなければならない



とか、思ってたら

本年1月31日付けの読売新聞の記事を読むとアウト、となっていた。インフルエンザは確かに二類疾病に該当するし、第六条に規定されているような「緊急性の高いもの」かと言われれば自信は無いのだけど。

もうちょっと法の弾力的運用をおこなってもらえんもんかな。
そりゃ無いぜ。

ほんとにダメなのかな。
詳しい人いたら誰か教えて下さい。(とほほ)

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在日フィリピン人介護士に関する記事

日本国籍をもった在日フィリピン人の記事ですね。

■ニュースUP:現場で考える フィリピン人の介護就労(毎日新聞2月27日)

今後、制度が整えば、2年間で最大600人が介護現場で働くことになり、貴重な労働力に対する期待が高まる。一方で、日本の文化と生活習慣になじめるのか、との不安の声があるのも確かだ。大阪の介護現場の最前線で懸命に働く2人の在日フィリピン人の女性を訪ねた。(本文より)


フィリピン人介護士に対して好意的な記事。
もちろんマスコミの書いてるものだから、多少その辺を割り引いて読まないといけない訳だが、外国人介護士の受け入れに関しては以前からこのブログでも書いてるようにGMは容認派

外国人介護士の導入に抵抗を感じる人も多いが、やはり現在の少子高齢化社会を考えると外国人の受け入れは不可避だと思う。っていうか日本人が少なくなってるんだからどうしようもない。なり手も減ってるしね。他業種では既にそういった動きになってきている所も多いし。

言葉や文化の違いはあるけど、アメリカみたいな移民の国ではそんなことは当たり前。むしろ受け入れ前提での基準つくりをどうやって進めていくかをもっと考えないといけないかな、と。介護・医療に限った話じゃないけど、外国人労働者の上手な活用法(言い方は悪いが)について真剣に考えないといけない時期に来ていると思うんですよね。

「安い労働力」じゃなくて「貴重な人材」として、日本人も外国人もお互いに利益になる方策を考えなくてはいけない。そう思います。

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電動車イス 安全確保装置の搭載などを義務づける方向 経産省 

■電動車いすに基準 経産省、安全策の義務化検討(asahi.com2月27日)

電動車いすで高齢者や身体障害者が死亡するといった重大事故が相次いでいるため、経済産業省は電動車いすの安全基準づくりに乗り出す。関係省庁との協議を踏まえ、安全確保装置の搭載などを義務づける方向で検討を進める。



電装車イスの度重なる事故の結果、国もようやく安全対策に乗り出したようで。やはり高齢者や障害者が使うものですからね。メーカーの安全対策には万全を期して欲しい。

あと、使う側への説明なんかももうちょっと必要かと。
たまに車道を走ってる電動車イスを見かけるんだけど、電動車イスは歩行者扱いだから車道通行NGだし、それでなくても危険極まりない。

多分使ってる人はスクーターと同じ感覚で乗ってるからなんだろうけど、自動車乗ってる人間としては危なくて見てられん時があるんですよね。一回、車道の真ん中近くを走ってる電動車イスのおじいちゃんに、たまらず声をかけた事があります。

免許がいる訳じゃないから教習所で乗り方を教えることはできんだろうし、何かしら詳しく説明してあげる機会が必要かと。販売店も売る時に説明してるんだろうけど、GMとしてはまだ不十分なんじゃないかな、とか思ってしまう。せめてヘルメットくらいは義務化しても良いんじゃないかな。

高齢者の行動半径を飛躍的に広げるアイテムであることは確かだし、使ってる人にとっては便利この上ない乗り物ですからね。

メーカー側の安全への配慮はもちろん、使用者側の意識ももうちょっと高めるような仕組み作りをしてほしいもんだなと思います。


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2/26 GMのおすすめニュース(またかw)

今日もニュースの紹介など。
月末近くは何かと忙しいもんで・・・。

GMのおすすめニュース♪



■経常損益52億円の赤字に グッドウィルの中間連結決算(asahi.com2月26日)
当然の報いだ。
とは言っても、介護部門の事業譲渡益があるから最終的な赤字は7億円程度になる訳だが。

■台湾の自殺者、シルバー世代が20%占める(Record China 2月26日)
台湾の65歳以上人口は総人口の10%程度。今のうちに高齢者のメンタルケア対策を!

■イラン たった1人の老年病専門医(読売新聞2月26日)
その1人しかいない専門医の年齢が76歳ときたもんだ。
頑張れ、爺ちゃん。

■ローマ法王、「家族を看取る人に休暇を」(AFPBB News2月26日)
日本では、実際に「介護休業」を取れる会社ってまだまだ少ないんでしょうね。GMの施設では幸いな事に取得実績がありますが。他の所ではどうなんだろうか・・・。

■統合失調症の治療薬の新たな条件を発見、米大学(AFPBB News2月26日)
罹患率は200人に1人。思ってたよりも多いんだなぁ。


↓おまけ↓

■ダイエット商品モデルが語る、広告のカラクリ(探偵ファイル2月26日)
この発想は無かったわ(笑)

■新説:肥満の原因は食べすぎではなく都市設計にあり(livedoorニュース2月23日)
GMの腹が出てきたのは行政の責任か!!!!
もしもし弁護士さん?至急、訴訟の手続きを・・・。


ええ、ええ。
今日も手抜きですとも。
でも書いてる時間があまり無いんですよね。
ネタはあるんだけどなぁ・・・。

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2/25 GMのおすすめニュース

■ホームヘルパー、待遇不安定(読売新聞2月25日)
「ヘルパーとして色々な年のとり方を見せてもらったことで、老いることが怖くなくなった」というコメントが印象的。介護職の方は多かれ少なかれ、こういう思いを一度は感じた事があるんじゃないかな。誰でもそうかもしれんけどね。だからこそ一日一日を大切にしないといけないと思える訳ですが。

■中国、高齢者の自宅介護サービスを推進(中国国際放送局2月22日)
中国の高齢者人口は現時点で1億4900万人。すごい。



■【ゆうゆうLife】医療 看取る家族への支援策(上)宿泊サービス(msn産経ニュース2月25日)

■明日の私:どこで死にますか 第3部・介護施設/1 「後悔しない最期」目指して(毎日.jp2月23日)
両方とも「看取り」に関する記事。
最近こういった記事を結構見かける。色んな人に介護の事を意識してもらえるのは良い事だよね。



■特集:超高齢社会を生きる/シリーズ3 大きく変わる認知症環境(毎日.jp2月25日)
何やら「アリセプト」(塩酸ドネペジル)の事をやたら褒めちぎっているようですが、あれって確か副作用の件が結構問題になってたような気が・・・。いや、薬そのものの有効性や意義は否定しないんですがね。


★おまけ

■犬用デンタルガムの有効性を検証する(探偵ファイル2月25日)
あんた、男だよ・・・。

■韓国 「抜け毛」に労災を適用(AFPBB News2月24日)
移住したい人、いる?

今日のブログは手抜き(笑)。

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後期高齢者医療制度のしくみ

GMも現在勉強中。

4月スタートの後期高齢者医療制度とは(msn産経ニュース2月24日)

健康保険証(政府管掌ver.)
健康保険証(政府管掌ver.)


巷で噂の後期高齢者医療制度に関する記事。
色んなところで散々取り上げられまくっている話であるにも関わらず、大抵の人には何のことだかわからないというふざけた制度です。4月スタートだと知らない人も多い。

法律自体は平成18年の夏に出来ているんですが、詳細が今ひとつわからない+制度の一時凍結問題なんかがあったため、混乱に拍車がかかった感がありますね。悪法だ、ということは国民の間でも浸透しているようですが。

ここで、この制度について簡単なおさらいを。

保険者:広域連合(都道府県)

被保険者75歳以上の高齢者全員(障害認定を受けた65歳以上の人)

資格取得日:誕生日当日(障害認定を受けた日)

加入単位個人ごとの加入(!)

保険料:加入者全員が等しく支払う「均等割」と、支払い能力に応じて負担する「所得割」で構成。保険料は市町村単位で異なる。

支払方法年金からの天引き(原則)

窓口負担:1割(所得の多い人は3割)


大まかに言うとこんな感じでしょうか。


世帯別ではなく個人加入の保険制度ですから、今までダンナさんの扶養で保険に入っていた奥さんにも保険料がかかるようになっちゃいます。今までより保険料が高くなってしまうケースがかなり増えそうですね。月額1万5千円(年額18万円)以上の年金をもらっている方は年金から天引きされます。(それ以外の方は普通徴収)

ちなみに国会で保険料の一時凍結がどうのこうのと言ってましたが、あれは今まで負担のなかった社会保険の被扶養者が対象で、4月から半年は保険料ゼロ、その後の半年は「所得割」の凍結+「均等割」を9割軽減して、2年目は「所得割」の凍結+「均等割」を5割軽減するというものです。凍結、ですから2年目以降は料金が上がります。最初の2年間で騙されないように。尚、国保の方は凍結の対象外となりますのでご注意のほどを。

ちなみに保険料を延滞すると、最終的には保険証を取り上げられてしまいます。ガッデム

さらに、この制度にはもう一つ重大な欠点があります。
これは他のサイトやブログでも取り上げられている事ですが、大切なことなので例を挙げてご説明しておきます。

【Q】国保に加入していた世帯主が後期高齢者医療制度に加入することになりました。世帯員には75歳未満の国保の加入者がいると仮定します。では、保険料の支払いはどうなるのか?


こういう例、少なくないと思います。
世帯員が何か別の保険に入ることが出来れば問題ありませんが、国保に入り続けた場合に問題が発生します。どうなるかと言うと・・・

【A】世帯主は「後期高齢者」分と「国保」の保険料を二重に支払わなければならない


これはキツイ

何故こうなるかというと、国保では、世帯主が他の医療保険の被保険者であって、その世帯内に国民健康保険の被保険者がいる場合は、「その世帯主を国民健康保険の被保険者である世帯主」とみなして保険料または保険税の納付義務者とする、という決まりがあるからなのです。

この世帯主のことを「擬制世帯主」、または「擬主」と言います。75歳以上の世帯主は、後期高齢者分も支払い、擬主で国保も支払うという形になります。実際に保険料を出すのは世帯員である場合もあるかもしれませんが、納税義務そのものは世帯主にあるのです。二重払いになるのはこういった理由があるからです。やれやれ。


とりあえず、初歩的な事と思われる内容のみをお伝えしましたので、詳しく知りたい方は厚労省の資料なんかを参照して下さい。少しわかりにくいですがQ&Aなんかも掲載されていますし、概要はパンフで確認しても良いでしょう。(でも、なぜかファイルが「Power Point」なんだよなぁ・・・)

資料を読んでいただければ納得してもらえるかもしれませんが、この制度、外国なら暴動が起きてもおかしくないレベルのイカれた制度です。日本人って本当に大人しいというか、理性的な国民だなぁと変に感心してみたり。

大体、「高齢者」というだけで別建ての保険をつくるという発想そのものがおかしいのです。保険料を凍結しろ、なんて生っちょろい事を言ってる人は甘いです。制度自体を凍結すべきです。この制度で一番割を食うのは我々若い世代でもある訳ですから。

第一、「前期」(65~74歳)、「後期」(75歳以上)と分ける高齢者の区分がよくわからん。たしか「前期」は医療保険上では70~74歳の事を言ってたと思うのだが。それ以前に、もともと日本の老人医療制度は70歳以上を対象にしてたはず・・・(ぶつぶつ)。


ああ、あと余談ですが、
「障害認定を受けた65歳以上の人」も後期高齢者医療制度に加入する、ということを上記でもちょろっと説明していますが、この人たちは手続きをすれば、後期高齢者医療制度から抜けることが可能です。市町村に障害認定の「撤回届」を出せばOK。

ただし、脱退したら保険料がどうなるのか、他の医療面での待遇がどうなるのかという事をキチンと調べた上で脱退するかどうかを決めないと痛い目に遭うかもしれませんが。

GMもこの辺がよくわからないんですよね。
勉強不足を痛感する日々が続く・・・。


【関連情報】
医療制度改革に関する情報-厚労省
(※基本的な資料やQ&Aはここで見ることが出来ます)

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「転換型老健」の"介護報酬算定構造"、"人員基準の特例"など概要が公開 WAM NETにて

転換型老健の、大まかな全体像くらいは掴めるはず。

第48回社会保障審議会介護給付費分科会資料(平成20年2月20日開催)

厚生労働省(中央合同庁舎第五号館)


この前の記事の続報。資料は全部で72ページ。

現在の老健での配置基準では必ずしも義務化されてはいない「看護職員の夜間配置基準」に関する話や、転換に伴う介護職員の4:1配置施設での介護報酬の当面の評価継続、耐火やエレベータの構造設備基準を転換前の施設と同様にすることなどを含め、従前からの論点も含めて掲載されているので、概要をザッと知るのには役に立つのではないかと。

関係者の方は読んでおいた方が良いかもしれません。

あとは詳しい基準や単位数が決まるのを待つとしますか・・・。

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介護サービス情報の公表制度 各都道府県が「手数料引き下げ」の方向へ 来年度から 

うちの県でも予防やショートには手数料はかからないらしい。

「4月から引き下げ」大勢 情報の公表手数料 「予防」分の負担増なし 赤字の自治体も(シルバー新報2月22日)

介護サービス事業者から「高すぎる」との大ブーイングだった情報の公表の調査事務手数料・公表事務手数料について、大半の都道府県が来年度から引き下げる見通しであることが本紙の調べで分かった。新年度から予防サービスやショートステイなど22サービスが公表対象に加わるが、別途手数料は徴収しないというのが大勢だ。(本文より)



あー、まぁ手数料の引き下げは良い事な訳だが、出来ればタダにしてくれよというか、むしろ「こっちが金もらいたい気分」なんだけれども。

このブログでも「情報公表制度」の事は散々書いたから、現状では特に新しく書くことも無いんだけど、とりあえず高くなるよりは安くなってくれた方が有難いことには違いない。もっとも、予防分の手数料がかからない事については、去年からアナウンスがされてたので大したありがたみもないけどね。そんなこんなで、今さら喜ぶような事は特になし。

あと、これは今回の記事中でも少し触れられているけど、この制度を継続させるなら、せめて本当にみんなの役に立つような公表の仕方を考えてもらいたい。質問事項などの見直しもそうだが、そもそも あのアクセス数じゃあ、調査に協力する意欲も無くなるわ

手数料の引き下げ以前に、もっとやることがあるでしょ?

厚労省の皆様、御一考下さい。

<(_ _)>

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夜更かしは「乳ガン」のもと? 夜勤職の女性は必見 「ワシントンポスト」に仮説が掲載 

夜にライトを多く浴びると乳ガンのリスクが高まるかもしれない、という仮説。

Lights at Night Are Linked to Breast Cancer(ワシントンポスト 2月20日記事)

胸の断面図


衛星画像を使った研究によると、大量の夜間照明を使っている地域に住む女性は、そうでない地域の女性に比べて乳ガンの罹患率が高いんだそうです。

夜更かしして、夜間に蛍光灯などの光を長く浴びていると、睡眠中など暗い所で多く分泌される「腫瘍の発生を抑えるホルモン」(メラトニン)の脳内での生産がうまくいかなくなり、乳ガンが発生する確率が高くなってしまうのかもしれない、というのがこの仮説の内容。

看護師やスチュワーデスといった、夜勤のある職業の女性の場合、標準より60%以上もリスクが高まることが明らかになった、と同記事では伝えています。

とは言え、

記事を読んだ限りでは、「光が乳ガンに悪影響を及ぼすメカニズム」には、まだまだ不可解な部分も多く、現段階では統計をもとにした仮説という側面が強いようですから、過度に神経質になる必要はないかもしれません。でも、女性にはちょっと気になる話ですよね、これ。

ちなみに、明るい蛍光灯より暗めの電球の方が乳ガンの発生率は低くなるらしいです。・・・付け替えます?

まぁ、寝れる時にはさっさと眠るのが一番。
美容にも良くないですし、介護職や看護師の女性の皆さんは、夜勤の無い時はなるべく早寝・早起きを心がけて下さいね。

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転換型老健の正式名称が「介護療養型老人保健施設」に決定  

「(仮称)医療機能強化型老人保健施設」、いわゆる「転換型老健」の正式名称が決定。

看護職員の夜間配置義務づけ 療養病床受け皿の新型老健(asahi.com2月20日)

療養病床削減:受け皿名称は「介護療養型老健施設」(毎日.jp 2月20日)
厚生労働省(中央合同庁舎第五号館)

この日の社会保障審議会介護給付費分科会でほぼ了承された。現在の老健施設と区別するため、名称を「介護療養型老健施設」とし、近く介護報酬を決定、来年度から各都道府県が同施設への転換申請を受け付ける。(本文より)


医療機能強化型、という名称は結局取り止めになった模様。
「医療機能が相当強化されているように国民から誤解を受けやすい」と指摘するなど批判が多かったため、という事なんだそうで。

確かに、転換型老健の内容を資料で読んでる限りはそんなに医療面が以前と比べて突出して強化されている、というまでの印象はなかったからなぁ。

その代わり、療養病床なんだか老健なんだかよくわからない名前になっちゃいましたね。名前より中身が大切だとは思うが、これはどうも・・・。もうちょっと違う名前にしないと利用者さんや家族の方が混乱すると思うのだが。

あと、人員配置基準については6:1だという事が以前から言われてきたけど、 医療・介護情報CBニュースさんの記事によると、現在の介護療養型医療施設の9割が手厚い4:1の配置を確保しているため、当面は4:1の配置に対しては別建ての単位で評価する、との事。

さらに、同ニュースの別の記事では施設要件の試案についても紹介されてるんだけど、医療ニーズについては算定日が属する月の前の3カ月間で、

①「経管栄養」か「喀痰吸引」を受けた人の割合が入所者の15%以上
②認知症高齢者の日常生活自立度判定基準のMランクの人の割合が25%以上


の、どちらかを選べっ、て案が出てるんだそうな。

②の、ランク「M」が四分の一以上ってのは凄い。
ランクⅣじゃなくて、M(Medical:要・専門医療)ですからね。かなり重度な人ばかりを想定してるようで。こりゃ、ちと厳しいかも。

まぁ、詳しいことは役所の資料が出るまでは何とも言えませんがね。
続報を待つとしましょうか。

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「身体拘束ゼロ」を心から推進したい、という話

"身体拘束ゼロ"への取り組みはとても重要。

県が入所者拘束を確認 職員不足で指導の老健施設(読売新聞2月19日)

介護保険法では、身体拘束は生命の危険があるなど緊急の場合を除き、原則禁止されている。ある元職員は、読売新聞の取材に対し、「人手が足りず、入所者がけがをしないよう目配りすることができないので、日常的に拘束していた。おむつ替えや入浴などのサービスも不十分で、施設側に人手不足を訴えたが、『赤字だ』と取り合ってもらえなかった」などと証言した。(本文より)



本件は老健でのケースな訳だが、"身体拘束"というものをちょっと安易に捉えすぎていたのではないだろうか。

病院や施設に勤務する者の中には拘束を日常的な風景と見做し、こういった当たり前の意識が希薄になっているケースがある。この記事の施設などはその典型であろう。

施設での身体拘束は、「当該入所者又は他の入所者等の生命又は身体を保護するため緊急やむを得ない場合」に限って許されているのであり、人手が足りない等といった施設側の事情で行って良いものでは決してない。そもそも身体拘束が許されているのは異常な行為なのである。

例えば、GMがこのブログを読んでいる"あなた"につなぎ服を着せ、ミトンをはめ、車イスにベルト固定し、居室のドアを施錠して部屋から出て来れなくした場面を想像して見ると良い。これがどれほどの苦痛と屈辱をあなたに与えるか、よくわかるはずだ。もちろんGMは犯罪者となる。

さらに言うなら、そもそも身体拘束は国の最高法規たる「憲法」の理念からも外れた行為である。基本的人権を侵害していると解釈できるからだ。根拠となり得る条文はいくつかあるが、内二つを挙げる。

【第十八条】  何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。

【第三十四条】  何人も、理由を直ちに告げられ、且つ、直ちに弁護人に依頼する権利を与へられなければ、抑留又は拘禁されない。又、何人も、正当な理由がなければ、拘禁されず、要求があれば、その理由は、直ちに本人及びその弁護人の出席する公開の法廷で示されなければならない。


※他の条文については第31条・第33条・第36条あたりを参照の事。

無論、GMも施設に勤める身である以上、どうしても拘束が必要となるケースがあることは理解している。看護・介護は綺麗事では済まない仕事だ。人権は守ったけど命は失いました、というのでは本末転倒である。故に身体拘束をおこなう場合は慎重な取り扱いが必要となる。

仮に特養で拘束を行う場合、次の三点が全て満たされているかどうかを施設の「身体拘束廃止委員会」等のチームで検討、確認しなければならない。

切迫性:利用者本人又は他の利用者等の生命又は身体が危険にさらされる可能性が著しく高いこと。

非代替性:身体拘束その他の行動制限を行う以外に代替する介護方法がないこと。

一時性:身体拘束その他の行動制限が一時的なものであること。



※上記3つの要件を踏まえた上で、更に下記の点にも留意すること。

・「緊急やむを得ない場合」に該当するかどうかの判断は、施設内の「身体拘束廃止委員会」といった組織において、事前に手続等を定め、具体的な事例についても関係者が幅広く参加したカンフアレンスで判断する体制を原則とする。

・利用者本人や家族に対して、身体拘束の内容、目的、理由、拘束の時間、時間帯、期間等をできる限り詳細に説明し、十分な理解を得るよう努める。

・施設長や医師、その他現場の責任者から説明を行うなど、説明手続や説明者について事前に明文化しておく。

・事前に身体拘束について施設としての考え方を利用者や家族に説明し、理解を得ている場合であっても、実際に身体拘束を行う時点で必ず個別に説明を行う。

・「緊急やむを得ない場合」に該当するかどうかを常に観察、再検討し、要件に該当しなくなった場合には直ちに解除する。この場合には、実際に身体拘束を一時的に解除して状態を観察するなどの対応をとる。

・日々の心身の状態等の観察、拘束の必要性や方法に係る再検討を行うごとに逐次その記録を加えるとともに、それについて情報を開示し、ケアスタッフ間、施設全体、家族等関係者の間で直近の情報を共有する。文書の保存期間は退所後2年間。



上記の処置を取らなかった場合、保険給付が入所者全員に対して1日につき5単位の減算(身体拘束廃止未実施減算)となるため、経営上の点から見ても身体拘束は好ましくない事がわかる。手間も多い。拘束は施設にも被介護者にも不利益をもたらすのである。

それでもトップ(施設長等)の判断により、安易な身体拘束が行われている施設も多いかもしれない。上司にいくら言っても聞き入れてくれない、なんて例もあると思う。そんな職員さんは上司に次の法令を見せてあげましょう。少しは考えも変わるかもしれない。

※人身保護法 
【人身保護規則】 
第三条(拘束及び拘束者の意義)
 法及びこの規則において、拘束とは、逮捕、抑留、拘禁等身体の自由を奪い、又は制限する行為をいい、拘束者とは、拘束が官公署、病院等の施設において行われている場合には、その施設の管理者をいい、その他の場合には、現実に拘束を行つている者をいう。



さあ、言ってやりましょう。
拘束をおこなっているのは「施設長、あなたです」と。


え~、長くなりましたが、要するに今回の記事で何が言いたかったかというと・・・

身体拘束についていわく、


はい、その通り。
身体拘束は禁止されてる訳じゃないけど、本来ならやるべきではない行為だということだけは常に頭に入れておく必要がありますよね。

施設の皆様、身体拘束は極力廃止の方向で。
ご利用は計画的に。
且つ慎重に。

やらないに越したことないのはサラ金以上ですよ。

【関連情報】
・WAM NET-身体拘束
・特別養護老人ホームの設備及び運営に関する基準(e-Gov)
・日本国憲法(e-Gov)
・人身保護規則(裁判所HP)

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【私的連絡】 レイアウトを"ちょろっと"変更

おお、全国ネットで放送ですか(笑)

・・・えー、ちょろっとですが、ブログのレイアウトを変更しました。
別に悪いことして捕まった訳ではありませんので誤解なきよう(笑)

リンクも少し整理。
GMが気に入ったブログやサイトは勝手に当ブログのリンクリストに追加していますが、問題ある場合は削除しますので御一報のほどを。

尚、当ブログへのリンクは原則フリーです。
介護・福祉系のブログやサイトからのリンクは大歓迎。勝手に入れちゃって下さい(笑)。

ただし、
アダルト系や宣伝過多なサイト、その他GMの判断により当ブログの主旨にそぐわないと考えられるサイトからの相互リンク依頼やTBはお断りさせていただいております。御了承のほどを。

【追伸】
GMが他板でコメントをつける時は、「GM」、「特養事務員GM」、「じむ」のどれかを使用しています。それ以外のHNでコメントを付けることはしておりませんのでお間違えの無いようおねがいします。

「腰痛」、介護従事者の8割が経験 

やっぱり多いなぁ。

介護従事者:腰痛、8割経験 「就労後」7割超--滋賀医大全国調査(毎日新聞2月18日)

「現在、腰痛がある」と答えたのは女性の54%、男性の55%。「就労後に腰痛になった」人は女性の78%、男性の76%に上った。就職前に腰痛がなかったのは2203人で、うち74%の約1600人が「介護の仕事について初めて腰痛を経験した」と、介護が腰痛のきっかけになったと回答した。一方、以前から腰痛があった1741人の39%が「悪化した」と答えた。(本文より)



腰痛は、介護に携わる者にとっては職業病とでも言うべき症状。
先日、エガコサクさんのブログでも腰痛の話題が挙がっておりましたが、介護やってて腰痛になる人は本当に多い。GMも少し腰痛の気があります。

日頃から腹筋や背筋を鍛えておいたり、腰痛防止の体操なんかをやっておくと良いみたいですが、「なるときにはなる」のもまた事実。腰痛には様々な形態がありますので、腰痛になった時にはなるべく早めに病院に行きましょう(介護職の人は「労災指定病院」で受診されることを強く推奨)。

あと、記事を読んで初めて知ったのですが、イギリスでは「介護者が男性なら25キロ、女性は16・6キロまで」、ノルウェーでは「直立姿勢で25キロ」といったように、海外では被介護者を持ち上げる際の重量制限が法制化されているみたいですね。機械を上手く使って介護者の負担を減らしているということかな。

日本では、「人手によるのが温かく、いい介護」という意識や、機械への抵抗感が根強いみたいだけど、介護労働力の不足や労働者保護という観点からみて、いずれは日本も海外並の体制が整備されていくのではないかな。機械の方が被介護者側も気を遣わなくてよいという場面もあるし、介護ロボットなんかの開発もすすんでるしね

現在のところは「人の補助として機械を使う」、という形だけど、未来の介護現場では、「メインが機械で人が補佐」みたいになるのかもしれない。

まぁ良かれ悪しかれ、いずれはそうなっていくのが必然でしょうね。

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社会福祉法人、合併で経営効率化へ 厚労省、「経営支援協議会」を一部自治体で試験的に設置

社会福祉法人、合併で経営効率化 厚労省が推進へ(msn産経ニュース2月17日)

厚生労働省は、社会福祉法人の合併や事業譲渡を推進する「経営支援協議会」を一部自治体へ試験的に設置する方針を決めた。老人ホームや介護施設などを運営する小規模な社会福祉法人は経営が行き詰まるケースがあるため、規模拡大や事業譲渡を通じ、経営の効率化や安定化を図る。(本文より)



・・・これは、『護送船団方式』と見るべきなのかな。

経営支援協議会とやらが「金融庁」の役回りを演ずると考えれば、まさしくその言葉がピタリと当てはまるような気がする。

金融業界の場合は「官民癒着」の問題と、横並びで無個性な画一的サービス体質が批判されたりしたものなのだが・・・。

仮にそうだとした場合、要するに指導行政の実質的な強化が行われる事になり、経営責任の所在が不明瞭になるという弊害が出ることに加え、経営の自由度が制約されるという危険性も孕んでくる。

GMとしては「小料理屋が多く建ち並んでいた町が、チェーンの居酒屋ばかりある町に造り替えられてしまう」ような印象を受けるため、何やら素直に受け入れ難いものを感じてしまうのだが。

とは言え、

営利企業と社会福祉法人とでは、その目的や成り立ちが根本的に異なっている。厚労省としては弊害より利点の方が大きいと捉えているのだろう。確かに、一定の成果が挙がる可能性は高いかもしれない(現に戦後日本の金融機関の経営破綻は諸外国と比べた場合、皆無と言って良い)。

詳しいことは今年度内に作成されるという「ガイドライン」を見てみなければコメントのしようが無い訳だが、個人的には「余程の事が無い限り、法人の経営にはあまり行政が首を突っ込むべきではない」と考える立場であり、この件については今後の動向が気になるところである。

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ちょっと奇妙な、だけど素敵な トゥルー・ラブ・ストーリー

それは半世紀にも亘る、ふたりの恋の物語。

Chinese Man Shows World What Real Love is by Carving 6,000 Steps Up a Mountain for Wife

これはアメリカのアラバマ洞窟


舞台は中国。

20歳の若い男と10歳年上の未亡人(子持ち)が恋に落ちます。
交際に反対する親族たちから逃れるため、二人は「駆け落ち」を決意。とある山中の洞窟に身を隠します。

しかし、そこは人煙まれな険しい山岳地帯。

夫は最愛の妻が安全に山を上り下りできるようにと、"素手で"山肌の岩を削って階段をつくりはじめます。


~それから時は流れ~

2001年のある日のこと。


たまたま付近の山岳地帯を調査していた探検隊が、偶然にも年老いた夫妻と山中で出会います。

そこには、何と6,000段以上にも及ぶ岩の階段が作られていたのです。

それは妻を気遣う夫の『愛のかたち』
気が付けば、二人の駆け落ちから実に半世紀が経過していました。


しかし、二人にもやがて別離の時が訪れ・・・






という内容の物語で、これは実際にあった話。

詳しくはGMもよく見るサイト、「世界の三面記事・オモロイド」さんが、

『最愛の妻のため6,000段の階段を50年かけて完成した男』

という記事で、日本語で内容を説明してくれています。

本当はこのお話、14日のバレンタインデーに紹介しようと思ってたんだけど、先月に書いた記事だったからUPするのすっかり忘れてまして。FC2ブログには「予約投稿」の機能があるんだけど、設定を間違えてた(笑)。

バレンタインに紹介が間に合わなかったのは少し残念だけど、とても良いお話なので未読の方は是非ご一読のほどを。


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訪問看護ステーションの車 全国126事業所で「駐車違反を受けた」との調査結果 警察庁に全車両を「駐車許可対象車両」へ指定するよう要請

交通ルールは守らなくちゃいかんけどさ・・・。

訪問看護の駐車、126事業所が違反問われる 特例要請(asahi.com2月15日)
放置駐車確認標章



『(社)全国訪問看護事業協会』の調べによると、訪問看護ステーションの車が訪問先で駐車違反とされるケースが昨年9月から11月末までの3カ月で全国の126事業所で発生していることが判明。緊急時の訪問については取り締まり対象から外すよう求める要望書を警察庁に提出した。

道交法の改正で駐車違反の取締りが厳しくなった事は周知の事実な訳だが、訪問看護をはじめとする訪問系サービスの事業所にとっては悩みのタネ。駐車許可を受ける手続きが煩雑な上に、自治体によって警察の対応や意識も異なっている。

「命が危険な人ならば、救急車を呼べばいい」と言ってのけた警官の話が記事中に見受けられるが、警察だけでなく一般の人からの反応も様々で、「訪問看護の車は駐車可能にするべき」という意見がある一方、

「病院じゃなく自宅で療養することを選んだのは自分なのだから、介護用の駐車スペースを患者が用意すべき。その思いを実現するためのコストを周辺住民や地域の交通に押し付けてよい理由はない」

「福祉車両の違法駐車によって事故や交通渋滞の可能性が高まるこることは、許されるものではない。緊急時には救急車を呼べば良いではないか」

「福祉車両の駐車がもとで渋滞や事故の危険が増えている。介護のためなら市民の危険なんかどうでも良いなんて考えの人に、ちゃんとした介護が出来てるのか疑問。」



等々といった意見もあったりする。
福祉業界側のGMからしてみれば「理解して欲しいなぁ」とは思うものの、秩序ある安全な通行こそが道路交通法の保護法益である以上(道路交通法総則)、これはこれで筋の通った話であり、そういう側面もあることは否定しない。

ただし、訪問時間がある程度決まっている訪問介護などの場合は駐車場に停めることで(費用負担の問題や場所の確保の問題はあるが)対応もできるが、急な呼び出しがかかる事も多い訪問看護の場合、数分の到着の遅れが命に関わる場合もあるため、駐車場を確保したとしても場所によっては非常時に間に合わない恐れもある。

また、「普段はバイクを使えば良い」という意見もあり、実際にそのように対応している事業所も多いが、やはり非常時には医療器具などを携行せねばならないため、移動手段としては車を使わざるを得ない事も多いと聞く。

さらに言うなら、「緊急時には救急車を使えば良い」という意見は一見もっともな話にも聞こえるのだが、自宅での看護を受けている方の病状や状態を全く理解していない救急当番医に診せたところで適切な医療が受けられるはずもなく、日常的に訪問看護で健康管理をおこなっている看護師や医師による対応が必要な場合も多々あり、緊急時に患者宅へ駆けつける必要性は極めて高い。

今回、要望書が提出されたことで、全ての訪問看護ステーションの車両が「駐車禁止除外」の指定を受けられるかどうかはまだわからないが、恐らくそう簡単にはいかないだろう。自治体の中には訪問看護の車両を医師の往診車と同じく、駐車禁止除外の対象としている地域もあるが、駐車許可の権限は各自治体の警察署が管轄しており、道路事情の厳しい都市部では概ねこれを認めていない。

非常に頭の痛い問題であると言える。


【関連情報】
・(社)全国訪問看護事業協会-「道路交通法における訪問看護車両の取り扱いに関する要望」要望書提出のお知らせ
・道路交通法(e-gov)※詳しくは各都道府県の「道路交通法施行細則」を参照して下さい

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「パラマウントベッド」がベッドの介助バーの部品を無償提供 対象品は事故事例のあった「スイングアーム介助バー」(型式KA―095) 

使用中の方や事業所は必見。

・介護ベッドの手すりからむ事故相次ぐ 注意呼びかけ(asahi.com2月15日)

・スイングアーム介助バー用ストッパー 無償提供のお知らせ(パラマウントベッド公式サイト)



対象商品の「KA-095」シリーズ


今まで有償で扱っていた部品(事故防止用ストッパー)を、相次ぐ事故の影響からか無償提供する方針に変更した模様。

介護ベッドに起因する(と思われる)事故については当ブログの12月29日記事でも話題に取り上げたが、その後も死亡事故が相次いでいる。今回のベッドメーカー側の対応は、そうしたケースを踏まえて行われるものだと思われる。

問い合わせ先等については上記の「パラマウントベッド」社のサイトで確認して欲しい。受付は18日から。無償対応については現在準備中、とのことで詳細は2月末から3月上旬頃に情報提供されるとの事。

これ以上、同様の事例が起きないよう望むとともに、事故で亡くなった方々のご冥福を心からお祈りしたい。

【関連情報】
・電動式介護用ベッドから出火 83歳の女性が死亡(2007年12月29日記事)
・パラマウントベッド株式会社(公式サイト)
・日本福祉用具評価センター:事故情報(介護ベッド関連)
・経済産業省-製品安全ガイド(製品事故の検索)


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「介護予防」ってステキ♪、という内容の新聞記事

msn産経ニュース【ゆうゆうLife】介護より。

・効果を実感する介護予防(上)水中リハビリ (2/13)

・効果を実感する介護予防(中)片手の料理教室(2/14)

・効果を実感する介護予防(下)筋トレ(2/15)

水泳の様子

『要支援や要介護の状態になるのを防ぐ介護予防。改正介護保険法では、軽度者が介護予防の対象となりましたが、要介護の人の介護度が改善されることもあります。予防や介護度の改善に自覚的に取り組む施設では、お年寄りが体を動かし、頭を働かせる効果を実感しています。』(本文冒頭より)

たしかに表面上はそういう名目で創設された制度ですし、実際に効果が挙がっているケースもあるんだ、ということを報道するなとまでは無論言いませんが、

そんな都合の良い所ばかりクローズアップされても困ります。

要介護から要支援の軽度者に分類された人が、介護ベッドのレンタルが出来なくなって自分で起き上がることが困難になったり、使えるサービスが限られるようになったことで不自由な生活を余儀なくされているという事を実感している、というケースの方がGMの耳には圧倒的に入ってくる訳で。

まぁ、そういった話はマスコミの皆さんも散々取り上げまくってたことだし、同じことばかり書いてても目新しさが無いと思ってらっしゃるのかもしれんが、この業界の人間からしてみれば「もっと同じことを言い続けてくれよ」と思うのが本音のところ。

おい、MY軍師
お前も何か言ってくれ。

介護予防とは


やっぱりそっちのイメージの方が強いわな。

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プレステ3やWiiの半導体技術が医療をはじめとする色々な研究に貢献しているらしい

これは知らなかった。

プレステ3やWiiの高機能半導体技術、医療など多彩な分野で活用(AFPBB News 2月14日)
Wii(「Wiiリモコンジャケット」同梱)


宇宙物理学者がPS3を複数台つなぎ合わせて重力波のシュミレートに使ったり、Wiiのリモコンを使って外科医が手術の練習パーキンソン病患者の動作測定をするのに使ってるらしい。

今時のゲーム機って、それくらい高性能な部品を使ってるんですね。そんな事が出来る機械が数万円で手に入る時代なんだなぁ、とちょっと感心。GMん家のゲーム機(PS2)はサッカーゲーム専用機と化している訳なんですけれども。


軍師が何か言っています


ここ半年ばかりはそれすらやっとらんわ(笑)
そう言えば、年取ってからゲームには興味が無くなったなぁ・・・。

もう若くないってことかな?


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第47回社会保障審議会介護給付費分科会資料(平成20年2月8日開催)が公開中

2/13にWAM NETにて公開。

第47回社会保障審議会介護給付費分科会資料(平成20年2月8日開催)

厚生労働省(中央合同庁舎第五号館)


資料は全部で45ページ。
内容は、「療養病床から転換した介護老人保健施設」についてのあれやこれや。

療養病床の転換支援策として挙がっていた、医療法人等の営利を目的としない法人による特養の設置は11月12日の老健局事務連絡にもあるように今回は結局見送られたんだけれども、要望はやっぱり多いみたい。

GMが読んだ限りでは特に目新しい内容では無かったけれども、療養病床や自治体関係者からのヒアリング内容が掲載されているので、関係者の方は読んでおいても良いかも。

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日本史上最高齢でのオリンピック出場決まる 馬術の法華津寛さん66歳

高齢者の星ですね。

五輪=日本馬場馬術が北京五輪出場権獲得、最高齢の法華津選手出場へ(ロイター通信社2月13日)

馬場馬術の様子
馬場馬術競技の様子


日本の五輪代表選手としては、88年ソウル大会に馬場馬術で出場した井上喜久子さん(63歳)の記録を塗り替えて史上最高齢での五輪出場。同じ「馬場馬術」での記録更新というのがちょっと面白いですね。御本人いわく、

「最高齢で出ようと思ったわけではなく、たまたまそのような結果になっただけ」

との事ですが、凄いことには変わりない。
自身にとっては、1964年の東京オリンピック以来2度目、44年ぶりの晴れ舞台となるそうです。ぜひとも金メダルを持ち帰って欲しいところ。

ちなみに世界最年長出場者は1920年アントワープ五輪射撃団体に72歳280日で出場し、自身6個目のメダルを獲得したスウェーデンのOscar Swahn。

うーん、世界は広い・・・。

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花粉症 「レンコン」の成分で81%の患者が体質改善 臨床試験で実証

花粉症に悩む方々に朗報。

花粉症に効果! レンコンと乳酸菌の配合物を開発(msn産経ニュース2月12日)

レンコン
↑GMは酢の物が好き↑


臨床試験の対象者は約620人。
開発した配合物を粉末にして、みそ汁やお茶などに入れて摂取してもらったところ、3カ月で81%の人に花粉症の症状の改善がみられたとの事。花粉症に悩む人にとっては嬉しいニュース。


あの地獄のような苦しみから解放される日も近いのですね!
いやぁ、めでたい!
実にめでたい!・・・って、

おや?

これは初登場の軍師ではないか。

私に何か意見でもあるのかね?


諸葛亮いわく



人の折角の演出を台無しにするなよ・・・orz

レギュラーになりたかったら大人しくしとけ。


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『介護保険最新情報VOL.29』 が公開中

三重県のサイトに置いてあった。

「地域包括支援センターの安定的な運営の確保並びに地域における相談体制等の整備促進について」
(平成20年2月8日)-介護保険最新情報VOL29


全部で3ページほどの文書。
包括センターに関係のない方は見なくても良いかも。

とりあえずお知らせだけ・・・。

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施設や病院の給食 『冷凍食品抜きでは成り立たない』という現状

「冷凍食品、外せない」 安心とコスト、悩む特養(msn産経ニュース2月9日)

JTフーズの冷凍食品販売を自粛するスーパー
スーパーでの冷凍食品販売自粛の様子


冷凍食品の安全性の問題については様々なメディアで取り上げられている訳なのだが、特養などの施設や病院にとっても対岸の火事ではないんですよ、という話。

クックチルが一般化した事も相まって、セントラルキッチン方式を採用する施設が多くなっている。施設や病院、それに給食委託業者などは冷凍食品の安全性に疑問符が付いたことに頭を抱えている事だろう。

大量の種類の食材を容易に、それも衛生的な状態で調達できるという点において、冷凍食品は非常に有利な食材だ。

使い勝手の良い商品も多い。
あらかじめ骨を取り除いたものや高圧調理済みの「冷凍焼き魚」などはその典型だ。GMは厨房の作業について詳しい訳ではないが、これらの商品の採用によって調理業務の負担量が減り、個別食のニーズに応え易くなっているという側面もあろう。コスト面も考慮に入れれば、全く使わないで調理をおこなう事は非常に難しいと思う。

冷凍食品の産地の特定や検査を完全におこなう事はかなり難しいと聞くが、利用者の方々に安心して食事を摂ってもらうためにも、我々はもとより、国にはより一層の努力を期待したい所である。


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イギリスのマンチェスターに建設された「60歳以上専用の公園」

playground for the over-60s


介護予防公園、って感じでしょうか。
スポンサーは地元の住宅管理会社で、ドイツに倣って建てられた公園なんだとか。

記事によると、「よく考えて設計されたフィットネス公園は、高齢者のエクササイズや社交的な活動を奨励する効果的な方法なのかもしれません」との事。これに似たような公園を中国でも作ってる、というニュースを以前にTVで見たことがあるけど流行ってるんですかね、こういうの。

国によって色んな介護予防のやり方があるもんなんだなぁ・・・。

【関連情報】
"Playtime for Grandma: Council opens new playground for the over-60s"-『Daily Mail』 2月2日記事(英語)

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「リビングウィル」の作成に診療報酬を加算か 厚労省が検討中

良いやら悪いやら。

終末期医療:延命治療の有無、「生前意思」に診療報酬 75歳以上対象--厚労省方針(毎日新聞2月10日)
厚生労働省(中央合同庁舎第五号館)

GMとしては、

報酬つけるより先に解決すべき課題が山ほどある

と思う訳なのだが。

現状の健康保険制度、医療体制、法の整備に加え、尊厳死や安楽死などのデリケートな問題とも絡んでくる話だから、ここでは多くを語りませんがね。時間があるときに改めて取り上げたいな、この辺の話。

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昨日、友人に指摘されたこと

ばうりんがる


自分としては介護だけじゃなく、医療系の情報も併せて紹介した方が面白いと思ってるんだがなぁ。介護と医療は高齢者福祉の両輪だと思うのだが。介護の情報しか扱わない、ってのも逆に片寄りすぎだと思う訳ですよ。

だから、これでいいのだ(byバカボンのパパ)


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『家族や友人が少ない人』の脳卒中での死亡リスクは1.5倍

寂しいと死んでしまうんですよ。

家族・友人の支え少ないと…脳卒中での死亡リスクが1.5倍(読売新聞2月9日)

典型的クモ膜下出血の頭部CT(例)


周囲に心身を支え安心させてくれる人が多い人と少ない人のグループを厚労省の研究班が比較調査。脳卒中や心筋梗塞の死亡リスクを調べたところ、周囲の支えが「少ない」グループは「とても多い」グループに比べ、脳卒中で死亡するリスクが1.5倍ある、との調査結果が。

独居の高齢者の方なんかは周りの方が特に注意してあげた方が良いのかもしれませんね。メンタルケアって重要なんだなぁと改めて実感。

皆さんには周りに「心身を支えてくれる人」がちゃんといますか?
ちなみにGMは

『ボールが友達』

な訳なのですが。


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『軽い気持ちだった』 介護職員がトイレ使用中の認知症男性をケータイで無断撮影  岡山の施設に改善勧告

おい、
ちょっと待てや コラ。

改善勧告:トイレ使用者を職員が無断撮影 岡山市が介護施設に改善勧告 /岡山(毎日新聞2月7日)

トイレの例(ウォシュレットタイプ)


『市は昨年12月、盗撮の通報を受けて監査を実施。昨夏から複数の職員が、利用者の顔を携帯電話で撮影していたことも判明した。市は「社会通念上、容認できない。施設管理者の指揮監督責任もある」などとして改善報告書の提出を求めた。』(一部引用)


このド阿呆どもが(怒)

『軽い気持ちでやった』だと?
23歳と28歳のクセにやって良いことと悪いことの区別もできんのか。
こんな奴らの事なんぞ書きたくもないが、もう二度とこんな事が起きないことを祈る。

こういった人間を雇って仕事に従事させているということは事実だし、事件が起こってしまった以上、その点について施設側の管理責任が問われるのはある意味当然の事なんだけれども、まさかこの施設の責任者だってケータイのカメラでトイレ中の姿を撮影してたなんて思いもしなかったろう。

他の事ならともかく、そんなことで責任を取らされるなんて・・・とか思うと、さすがに施設の責任者と他の頑張ってる職員さん達には同情を禁じえない。


どこの世界にもバカはいる。
いろんなバカがいる。


その中でも一番始末に終えないのは、こういった、
『罪の意識の無いままバカなことをやるバカ

なのであって、この手の輩に比べれば盗撮大王「田○まさし」なんぞは罪の意識をもって盗撮してる分だけまだかわいいもので、バカはバカでも本能に忠実なだけのエロバカ大魔王。(ちょっと脱線)


ちなみに、このバカどもに施設の責任者が下した処分は6ヶ月間の減給(10%)のみ
さっきは同情したけど、やっぱり責任者もどっかズレてる人なんですかね。

人手不足なのかもしれんけど、GMが施設長だったら光りの速さでクビ決定

とりあえずお前らは

ただちに福祉の世界から足を洗ってよし。 

以上。

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輸血用血液の「量産」が可能に!? ES細胞で赤血球の培養に成功  理化学研究所

献血の必要がなくなるかも。

輸血血液、安定供給も期待…増え続ける赤血球細胞の培養成功(読売新聞2月6日)

献血カー


マウスでの実験が成功したばかりで、人間での実験はまだ始まったばかりの段階らしいんだけれども、将来的には 病原体の感染リスクがない輸血用血液の安定供給が可能になるかもしれない、ってんだから凄いよね。

最近話題の万能細胞、「iPS細胞」と組合わす事ができれば更に効率アップが望めるらしい。赤血球のもとになる「赤血球前駆細胞株」は、試験管内で半永久的に増やすことが可能だそうなので、GMも輸血用血液不足の解消につながる事を期待。

輸血については、過去に血液製剤等の使用による薬害問題なんかが発生したり、血液の不足で手術が出来ない、等といった話をよく聞くけれども、こういった心配をしなくても済むようになるというのは心強い。

それにしても理研のお手柄が続くなぁ。

やるね。
あんたら。
( ̄ー ̄)


【関連情報】
・独立行政法人 理化学研究所(公式サイト)
・理研、ES細胞から赤血球のもと―輸血用血液へ道(NIKKEI NET)
・マウスES細胞から赤血球を大量生産(msn産経ニュース)

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