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介護保険制度の改正

10月1日から介護保険制度が改正されました。正式には2006年4月施行ということになっていますが、特養などの施設では既に実施されています。

・・・と言っても介護・福祉に縁がない人には、「話には聞いたことがあっても何が変わったのやらわかんないよー」ってな感じかもしれませんね。所詮は他人事でしょうし。

ところが、実際に介護サービスを利用している人達にとっては他人事では済まされない大変なことなんです。何故なら今回の改正は介護サービス費の
「値上げ」を意味しているからです。

例を挙げましょう。
私が事務員として勤務する特養(従来型特養)の場合、月々の利用料は、いちばん費用がかかる人でも最大で5万円代の後半というところでした。

はっきり言って安いです。
料金には朝昼晩の食事代(おやつ付き)、入浴代、オムツ代まで含まれています。自分で食事やトイレが出来ない人にはステキな介護スタッフ(うちの施設は何故か美男美女揃いなんです。私以外は・・・)が優しく介助をしてくれます。これで5万円代だったんです。ありがたい話ですよね。

ちなみに一番ありがたがっているのは、実は利用者の家族だったりします。5万円程度なら利用者本人の月々の年金で賄える額だからです。
家族はおじいちゃんやおばあちゃんの介護にかかる費用を一銭も出さずに済んじゃいます。もちろん親の介護は施設に任せてしまえるので、普段忙しくて親御さんの面倒を見れない人や、親御さんと仲が悪い人にとっては大助かり。
本人は施設に入るのを嫌がってるのに、家族が入所を強く希望している、なんて例が非常に多かったりするのはこのためです。

ではなぜ安かったのか?

言うまでもありません。介護費用や食費を介護保険が負担してくれていたからです。利用者が施設に支払うのは実際にかかった料金の一割のみで、施設は残りの九割を介護保険から払ってもらえたのです。

都市部の特養では申込者が何百人もいたりしますが、それもそのはずです。だって、在宅で生活しているより特養で暮らしていた方がはるかに安上がりなんですから。

どんなにつつましく生活していても月に5万円以上はかかるところが、上げ膳据え膳、3食昼寝つきで5万円。介護度が低い人や収入が少ない人の場合は更に利用料金は減額される制度になっていますので、もっと安く済む場合も多かったりします。そこで生じる差額はやはり介護保険等から施設に支払われることになります。
収入の少ない世帯にとってはお得な話だったといえるでしょう。


ところがそんな現状に厚生労働省から「待った」がかかりました。
このままでは介護保険制度は崩壊する、というのです。

(次回に続く)
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