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特養で入浴中の女性、ストレッチャーのずり落ちで溺死か 大阪府堺市

介護浴槽で72歳女性死亡 職員目を離しおぼれる?(中日新聞11月20日)


施設での入浴は、入居している方々にとっては数少ない娯楽の一つである。と、同時に介護職員にとっては最も過酷な業務の一つでもある

限られた時間の中で大人数の高齢者を、それも麻痺や寝たきりの方の入浴介助をするのだ。浴室へ入居者を誘導し、浴室内で介助し、体を拭いて髪を乾かし、着替えを手伝い、、部屋へ連れ帰る。これだけでも大変な労力がかかる。人手はいくらあっても足りないくらい忙しい。

施設には歩行が覚束なかったり、麻痺のため姿勢が保持できない方が大部分なため、事故の危険は常に付きまとう。どれだけ浴室内の環境を改善したとしても、そこが水辺であることには変わりはない。

若く健康な人間にとっては「ただの風呂」でも、要介護認定を受けた身体機能の衰えている高齢者にとって、風呂場は海や池と変わらないくらい危険な場所になり得るのだ。

入居者にとっての娯楽の場は、入居者にとって最も危険な空間でもある。そう言っても過言にはなるまい。


どこの施設でも入浴中の利用者の安全には、特に注意を払っている。そのはずである。であるにも関わらず今回の事故は起きた。入浴中の溺死事故というのは無くならない。

9月にも弘前市のデイサービスセンターで、入浴中の女性が職員が目を離した隙に溺れ、亡くなっている。非常に悲しい事であるし、あってはならない事でもある。

GMが過去の新聞やニュースを見た限りでは、施設での入浴中に起きた事故の原因は、

①職員の注意不足
②ストレッチャーからのずり落ち


この2つである事が多い。

大人数の高齢者を少人数の職員で介助する以上、どうしても目の届かない場合もあろう。ストレッチャーにしても人間が固定する以上、常に完全であるとは言い切れない。

介護は神ならぬ人間が行うものだ。
入浴中の溺死というものは、どこの施設でも起こり得る。

我々にとっても対岸の火事では決してない。
この機会に施設のリスク管理体制をもう一度確認してみる必要があるだろう。それが今回亡くなった方への、せめてもの供養になると思う。


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