介護メインの福祉情報blog。たまに独り言。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

世界で初めて「万能細胞」の開発に成功 再生医療実用化へ道 京大研究チーム

先日から話題になっている「万能細胞」について、国が本格的な支援に乗り出した模様。

「万能細胞」国が支援、再生医療実用化へ5年で70億円(読売新聞11月23日記事)

『文部科学省は、京都大のグループが、あらゆる臓器・組織の細胞に変化する能力を持つ「ヒト人工多能性幹細胞(iPS細胞)」の作製に世界で初めて成功したのを受け、iPS細胞利用を中心に据えた再生医療の実用化研究に本格的に乗り出すことを決めた。』(本文より)


患者自身の皮膚を使うので拒否反応が出ない、夢の細胞「ヒトiPS細胞」。

これは本当にすごい。
GMは医学知識は殆ど無いド素人ではあるが、これがどれだけスゴイことかくらいの想像はつく。

以前、韓国の学者が似たような研究を成功させたというウソをついた話があったが、今回の京大の研究成果は海外で既に確認済みなんだそうだ。国内の新聞各紙のみならず、世界的にも大きく取り上げられている。


万能細胞―日本からの大きな一歩だ
(asahi.com 11月23日社説)


万能細胞:ローマ法王庁が京大などの研究成功を称賛
(毎日.jp 11月23日記事)


米大統領、万能細胞研究に支持を表明
(msn産経ニュース 11月21日記事)


「飛躍的な進歩」=日米の万能細胞研究で英メディア
(時事通信社11月21日記事)




この研究成果の画期的なところは、今まで再生医療の研究で用いられてきた「胚性幹細胞(ES細胞)」に必要不可欠だった「卵子」を使用しない、という点にあるらしい。

キリスト教では、生命は卵子が受精したときに始まるという考え方をしているようで、卵子を使った再生医療については「人を助けるために人を殺す誤った科学」という立場をとってきた。そのため、キリスト教が広く布教されている欧米諸国では研究自体に難色を示していた場合も多い。


今回、京都大学が発表した方法は卵子を使わず、ある四つの遺伝子を普通の細胞に入れることで万能細胞に変えるというもので、世界各国での研究を大きく進める原動力となり得る。

しかも、「ES細胞」を使った研究では拒絶反応が出ることが問題視されていたが、患者自身の皮膚からでも作りだせる「ヒトips細胞」にはその心配がない。一石二鳥の方法なのだ。


とは言っても問題が無い訳ではない。


この「ヒトips細胞」、細胞に遺伝子を送り込む過程でウイルスの一種を使用しているため、移植後に「がん」を引き起こす恐れがあるという不安を抱えている。安全面については更なる研究の余地あり、というところだろう。実際に医療の現場で活用されるまでにはまだまだ時間がかかりそうだ。


しかし、明るいニュースであることには違いない。

最近の医療の進歩は実に著しい。
きっと安全面での課題もいずれ克服されるに違いない。

いずれこの研究成果は多くの患者を救うことになるのだろう。
違法な臓器売買などもそのうち無くなるかもしれない。

未来に希望をもてる話だ。


この細胞の開発に主導的な役割を果たした、京都大学の山中伸弥教授らの研究グループに心からのエールを送りたいと思う。



【関連情報】
京都大学-お知らせ:ヒト人工多能性幹細胞(iPS細胞)の樹立に成功
※ips細胞の写真が掲載されています


↓ブログランキングに参加中。よろしければ投票よろしくお願いします。
人気ブログランキング





コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

■万能細胞の飛躍⇒再生医療の実用化研究を本格化・バックアップ...

 1.始めに 文部科学省は、京都大のグループが、あらゆる臓器・組織の細胞に変化する能力を持つ「ヒト人工多能性幹細胞(iPS細胞)」の作製に世界で初めて成功したのを受け、iPS細胞利用を中心に据えた再生医療の実用化研究に本格的に乗り出すことを決めた。米国..
訪問者数
最近の記事
プロフィール

特養事務員GM

  • Author:特養事務員GM
  • このブログは更新終了しています。記事の内容には現状と異なる部分がありますのでご了承下さい。
ブログランキング参加中!

にほんブログ村 介護ブログ 高齢者福祉・介護へ
高齢者福祉・介護ランキング

人気ブログランキングへ

ブログ内検索
RSSフィード
最近のコメント
カテゴリー
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。