介護メインの福祉情報blog。たまに独り言。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「准介護福祉士」の導入が決定。 自公明3党などの賛成多数で可決 ・・・ちょっと待て。

ついにやっちまったか・・・。

改正社会福祉士・介護福祉法が成立、准介護福祉士を創設(読売新聞11月28日)


今年の3月頃から国会で議論されてきた「准介護福祉士」の創設。GMには目先のことに捉われた近視眼的な施策だとしか映らない。

この資格、
准看護師」と同じような制度上の十字架を背負わされるハメになるのでしょうか。

既に「介護福祉士」と「ホームヘルパー」の資格があるにも関わらず、更に新しい資格(?)を作る理由は何なんですか。これ以上、給与格差を拡げる必要がどこにあるんですか。


介護福祉士国家試験に落ちた者でも「准介護福祉士」を名乗れるというのはおかしくないですか。専門学校などの養成施設を卒業した人のみを対象にしたとしても、常識的に考えておかしな話だとは思わないんですか。

他の国家試験を例にして考えてみて下さい。

法科大卒で弁護士になれなかった人は「准弁護士」、医大卒で医師になれなかった人は「准医師」を名乗るんでしょうか。「正看」の試験に落ちても「准看」にはなれないのに、介護福祉士が試験に落ちたら「准介護福祉士」になるのは不自然ではないのですか。

フィリピン人介護士の受け入れのためだ」と言いますが、元来EPAが調印された2006年9月9日の時点では、そんな話は出ていなかったはず。国内事情を優先するために協定調印後に国内法を曲げた訳ですよね。

これは国際信義に悖る行為ではないのですか。

確かに、この資格を作ることは国家試験に落ちたフィリピン人が日本国内で働くための理由付けにはなるのかもしれません。しかし、当初の条件を反故にするような国に彼らが魅力を感じて来てくれるのでしょうか。

彼らが既にアメリカやアジア各国に、看護職や介護職として進出していることを忘れたのですか。国内で労働力を賄えないばかりか、海外の人材まで逃してしまう可能性を考慮に入れなかったのですか。これはこの先、10年20年後のことまで見越した長期的なヴィジョンを持って行った施策なのでしょうか。


そもそも「准介護福祉士」とは何なんですか。

介護保険制度上の位置づけはどうするつもりですか。
介護福祉士と同様に、「サービス提供責任者」になれたり、自治体によっては「生活相談員」になれたりするような、制度上重要なポジションに位置づけるんですか。

その場合、
「正」介護福祉士との差異はどこにあるのですか。

格上げされた形になる「正」介護福祉士には配置加算が付くことになるとでも言う気ですか。そうでもしなければ両者の資格には何の違いも見出せないと言っても過言では無いはずです。


また、
そうでない場合、
「ホームヘルパー」の資格との違いはどこにあるというのですか。

もともと業務の上では、介護福祉士もホームヘルパーも仕事の内容に大した違いはないのですよ。更にその中に「ぬえ」的な資格を作ることに、いかなる意義があるというのですか。

正看と准看の関係よりも更に複雑な仕組みにすることに、どのようなメリットがあるというのですか。正看と准看の構造上の問題ですら未だ有効な解決策が示されていない状況を鑑みなかったのですか。それとも敢えて目を瞑っているのでしょうか。


最後に、
政治家の皆様、並びに関係省庁の皆様に一言だけ。


介護を、

介護に携わる人間を、

これ以上、馬鹿にするのはやめろ!!!



と、言いたい気分。
言ってもどうにかなる訳じゃないけどね。


【関連情報】
・社会福祉士法及び介護福祉士法等の一部を改正する法律案(厚生労働省平成19年3月14日提出)

・外務省-日・フィリピン経済連携

↓ブログランキングに参加中。よろしければ投票よろしくお願いします。
人気ブログランキング





コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
訪問者数
最近の記事
プロフィール

特養事務員GM

  • Author:特養事務員GM
  • このブログは更新終了しています。記事の内容には現状と異なる部分がありますのでご了承下さい。
ブログランキング参加中!

にほんブログ村 介護ブログ 高齢者福祉・介護へ
高齢者福祉・介護ランキング

人気ブログランキングへ

ブログ内検索
RSSフィード
最近のコメント
カテゴリー
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。