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インフル治療薬「リレンザ」が原因か? 少年が異常行動 因果関係は不明 

今年のインフルエンザは、過去20年で最速のペースで流行しているらしい。

インフルエンザウイルス(wikipediaより)

↑インフルエンザウイルス↑

今シーズンで主に検出されているウイルスは近年流行がなかった「Aソ連型」。抗体を持っていない人が多く罹患しやすいらしいので、事前に予防することが重要だ。ちなみにウイルスの予防にはワクチンより手洗いやマスクの方が有効なんだとか。

ウイルスの感染予防、薬より手洗いなどが効果的
(ロイター通信社11月28日)


まぁ、どれだけ予防していても感染する時はする。
これは仕方の無いことだ。


問題は感染した後の治療薬。

服用後の異常行動が問題化した治療薬「タミフル」の処方は、今年の3月から10代への使用が原則禁止となっている。

その後、注目されていたのが「ザナミビル」(商品名:リレンザ)という薬なのだが、どうやら、この薬でも異常行動事例が確認され始めているらしいのだ

「タミフル」の使用に不安が残る中、それに代わる薬剤にも異常行動が確認されたという事態を受け、マスコミもかなり過敏に反応している。

インフル治療薬リレンザで少年が異常行動(asahi.com 12月8日)


「リレンザ」はA型・B型のインフルエンザウイルスに効果を示す薬剤で、経口投与ではなく主に吸入器で投与される。健康保険も適用されており、今季の供給量は「タミフル」の使用制限を受け、昨季の6倍にあたる300万人分に増える見通しだと聞く。

異常行動の報告件数はこれまでに既に10件
「タミフル」では200件以上の報告があるため件数だけ見れば大した数では無さそうに見えるが、流通量が「タミフル」に比べて全体の1%ほどしかないので、発生率から考えれば「タミフル」以上の高率だ

「リレンザ」は「タミフル」と同様の作用機序(薬物が生体に作用を現す仕組み)を持つ薬剤でもあるため、今後「タミフル」に代わって「リレンザ」の使用頻度が増加した場合、タミフルと同様の異常行動事例の報告が増加していく可能性がある。


一方、インフルエンザに罹患した場合の治療薬は非常に限られている。実用化されている主な抗インフルエンザ薬は

「アマンタジン(シンメトレル)」
「ザナミビル(リレンザ)」
「オセルタミビル(タミフル)」


の3種だ。
この内、アマンタジンについては「日本臨床内科医会」のインフルエンザ研究班が昨年、「臨床効果から見て有効性が低い」との調査結果をまとめている。現状では「リレンザ」と「タミフル」に頼らざるを得ない。

『アマンタジンはインフルエンザ治療には適さず』
(日経メディカルオンライン2006年9月18日記事)



現在のところ、「タミフル」や「リレンザ」で報告されている神経症状は薬害ではなく、インフルエンザ脳症である可能性もあり、因果関係は不明とされている。異常行動の原因が薬のせいなのか、インフルエンザの症状によるものなのかという裏付けはまだ取れていないのだ。厚生労働省もこれを前提にしたスタンスを取っていると思われる。

科学的に実証されていない事柄を、データの統計だけで過度に騒ぎ立てるのは混乱の元となるし、GMもそれは好まない。

だが最近になって、厚生労働省の見解を覆す可能性のある報告が上がり始めている。

タミフルの脳への興奮作用、ラットで実証 米の邦人教授
(asahi.com 9月29日)


タミフルが脳に達する仕組み解明…国内2研究グループ
(読売新聞10月31日)


この実験結果を受けて、直ちに「薬のせいだ」と断定することは難しいと思うが、研究は現在も続いているのであろうし、近いうちに真実がわかるのではないかと思う。


GM達のような高齢者施設で勤務する者にとって、インフルエンザの流行は重大な関心事項だ。毎年インフルエンザにかかって死亡する高齢者は後を絶たない。

抵抗力が弱っている高齢者にとって、インフルエンザはかなりの脅威となる。そのインフルエンザを治療する薬の安全性について気にならない訳が無い。医療職でもないGMが今回この話題を取り上げた理由はそうした思いによるものだ。


以下にインフルエンザやその治療薬、予防法等について参考になりそうなHPを掲載しておく。この記事もそれらのHPを参考にさせていただいた。興味のある方は、御覧になってみて下さい。

【関連情報】
国立感染症研究所:感染症情報センター(インフルエンザ)
インフルエンザ情報サービス(中外製薬のサイト)
鳥インフルエンザ&新型インフルエンザ情報
ダイヤモンドオンライン(11月9日記事)
独立行政法人 医薬品・医療機器総合機構

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