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訪問看護ステーションの車 全国126事業所で「駐車違反を受けた」との調査結果 警察庁に全車両を「駐車許可対象車両」へ指定するよう要請

交通ルールは守らなくちゃいかんけどさ・・・。

訪問看護の駐車、126事業所が違反問われる 特例要請(asahi.com2月15日)
放置駐車確認標章



『(社)全国訪問看護事業協会』の調べによると、訪問看護ステーションの車が訪問先で駐車違反とされるケースが昨年9月から11月末までの3カ月で全国の126事業所で発生していることが判明。緊急時の訪問については取り締まり対象から外すよう求める要望書を警察庁に提出した。

道交法の改正で駐車違反の取締りが厳しくなった事は周知の事実な訳だが、訪問看護をはじめとする訪問系サービスの事業所にとっては悩みのタネ。駐車許可を受ける手続きが煩雑な上に、自治体によって警察の対応や意識も異なっている。

「命が危険な人ならば、救急車を呼べばいい」と言ってのけた警官の話が記事中に見受けられるが、警察だけでなく一般の人からの反応も様々で、「訪問看護の車は駐車可能にするべき」という意見がある一方、

「病院じゃなく自宅で療養することを選んだのは自分なのだから、介護用の駐車スペースを患者が用意すべき。その思いを実現するためのコストを周辺住民や地域の交通に押し付けてよい理由はない」

「福祉車両の違法駐車によって事故や交通渋滞の可能性が高まるこることは、許されるものではない。緊急時には救急車を呼べば良いではないか」

「福祉車両の駐車がもとで渋滞や事故の危険が増えている。介護のためなら市民の危険なんかどうでも良いなんて考えの人に、ちゃんとした介護が出来てるのか疑問。」



等々といった意見もあったりする。
福祉業界側のGMからしてみれば「理解して欲しいなぁ」とは思うものの、秩序ある安全な通行こそが道路交通法の保護法益である以上(道路交通法総則)、これはこれで筋の通った話であり、そういう側面もあることは否定しない。

ただし、訪問時間がある程度決まっている訪問介護などの場合は駐車場に停めることで(費用負担の問題や場所の確保の問題はあるが)対応もできるが、急な呼び出しがかかる事も多い訪問看護の場合、数分の到着の遅れが命に関わる場合もあるため、駐車場を確保したとしても場所によっては非常時に間に合わない恐れもある。

また、「普段はバイクを使えば良い」という意見もあり、実際にそのように対応している事業所も多いが、やはり非常時には医療器具などを携行せねばならないため、移動手段としては車を使わざるを得ない事も多いと聞く。

さらに言うなら、「緊急時には救急車を使えば良い」という意見は一見もっともな話にも聞こえるのだが、自宅での看護を受けている方の病状や状態を全く理解していない救急当番医に診せたところで適切な医療が受けられるはずもなく、日常的に訪問看護で健康管理をおこなっている看護師や医師による対応が必要な場合も多々あり、緊急時に患者宅へ駆けつける必要性は極めて高い。

今回、要望書が提出されたことで、全ての訪問看護ステーションの車両が「駐車禁止除外」の指定を受けられるかどうかはまだわからないが、恐らくそう簡単にはいかないだろう。自治体の中には訪問看護の車両を医師の往診車と同じく、駐車禁止除外の対象としている地域もあるが、駐車許可の権限は各自治体の警察署が管轄しており、道路事情の厳しい都市部では概ねこれを認めていない。

非常に頭の痛い問題であると言える。


【関連情報】
・(社)全国訪問看護事業協会-「道路交通法における訪問看護車両の取り扱いに関する要望」要望書提出のお知らせ
・道路交通法(e-gov)※詳しくは各都道府県の「道路交通法施行細則」を参照して下さい

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2014/02/22(土) 01:11 | | #[ 編集]
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