介護メインの福祉情報blog。たまに独り言。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

介護労働組合が賃上げ要求

■介護労働者の労組、1万3千円賃上げ要求 格差是正前面(asahi.com)

全産業の平均賃金(月額)が31万8千円なのに比べ、介護業界の平均賃金は21万3千円で約10万円の差がある。このため、格差是正分として1万円、物価上昇分3千円の計1万3千円を要求額とした。時給制の人については時給80円以上の引き上げを求める。


介護報酬が4月から3%上がるから、というのが賃上げ理由の根底にあるようですが、正確には施設分1.3%居宅分1.7%のアップで合計が3%というに過ぎないのが今回の介護報酬改定の中身です。介護従事者の低賃金ぶりはその身をもって充分理解していますが、組合側の要求である「一律1万円UP」というのは現状や報酬の上げ幅から考えて非常に難しいのではないかと思います。

全ての施設が施設系サービスと居宅系サービスを複合的に行っているわけではありませんし、しかもこの3%というのは報酬の本体部分ではなく加算分でのアップという位置づけです。加算をつけるには一定の条件を満たしていなければなりませんから3%全てを貰うことは容易ではありません。基本給は上がらずに「手当」が少し増える可能性がある、という感じです。しかもその手当は細かく分かれていて、手当一つあたりの金額は少額。

月給20万円のサラリーマンに例えるなら、「内容の異なる2つの事業をやってる会社に勤めていて、あれとこれとそれの免許や資格をもっていて、実務経験がかなりあって、しかも子供が何人以上いて・・・という要件を、全て満たせば6000円だけ給料上げますが、満たしてないなら対象外ですよ」という内容に過ぎないのです。施設側としても「無い袖は振れない」でしょうから、やはり厳しいものがあるでしょうね。

しかし、この1.7%+1.3%だから3%のアップだという厚労省の主張にはやはり不自然さを感じざるを得ません。介護への関心が高まっている世論に「とりあえず介護分野への対策はしていますよ」というポーズをとっただけの代物のように感じています。

必要なのは介護報酬本体部分での報酬増を含めたシステムの根本的な見直しではないのか、でなければ介護職員の待遇改善をいくら叫んでみたところで所詮は画餅に終わるのではないのか。

そう、思います。

↓ブログランキング参加中。よろしければ投票をお願いいたします。
人気ブログランキング
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
訪問者数
最近の記事
プロフィール

特養事務員GM

  • Author:特養事務員GM
  • このブログは更新終了しています。記事の内容には現状と異なる部分がありますのでご了承下さい。
ブログランキング参加中!

にほんブログ村 介護ブログ 高齢者福祉・介護へ
高齢者福祉・介護ランキング

人気ブログランキングへ

ブログ内検索
RSSフィード
最近のコメント
カテゴリー
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。