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高齢者虐待12%の増加 全国で1万4959件

■高齢者虐待12%増、家庭内加害者の4割は息子(読売新聞)

この調査は「高齢者虐待防止法」に基づくもので、今回で3回目。年々増加しています。あくまで自治体が通報などを受けて事実確認した事例のみを集計したものですので、実際は更に多くの高齢者が今も虐待に苦しんでいるでしょう。悲しいニュースです。

今回の調査でわかった主な点は以下の通り。

①同居の割合は86%
②被害者のうち78%は女性
③被害者の少なくとも45%は認知症
④虐待する割合が高いのは、息子→夫→娘→嫁→妻の順


同居している割合が圧倒的に多いことからみて、虐待の理由は在宅介護による介護者の肉体的・精神的なストレスから来ているのは明らかです。

介護疲れで身体がもたない
今までの親からは想像も出来ないような奇怪な行動・言動で精神的負担

相談者がいない
協力者がいない

ストレスの蓄積

虐待


というパターンが多いのではないでしょうか。

ここで重要なのは、虐待の加害者も、ある意味では被害者なのだという視点なのだと思います。虐待を受けている高齢者を守るのは当然のことですが、加害者たる家族への精神的ケアをいかにして図るのかが問題ですね。

でなければ、一時的に虐待は止んでも同じ事の繰り返しになってしまいます。

多くのケースでは「息子」が「母親」に虐待を行っている訳ですが、認知症の親を恥だと感じる意識、つまり世間体を気にするあまり、外部に相談をしていない、というケースが往々にしてあるようです。

相談相手がいない、協力者がいない、というのはよく聞く話です。介護保険制度が生まれ、外部の人間に頼るという意識が以前に比べれば高まっているであろう現在でも、いまだに身内(特に認知症高齢者)のことを他人に知られたくない、という人は結構多い。この時点で行政や専門家などを含めた第三者による介入があれば、状況はかなり違っていたのかもしれません。悲しいことです。

しかし、高齢者への虐待件数が年々増え続けているということは、裏を返せば、今まで把握できていなかった虐待の実態が明るみになった、ということにも繋がりますので、悲観ばかりする必要はないのかもしれませんね。

これらへの対処は、高齢者虐待防止法の施行と同時期に設置された、「地域包括支援センター」が大きな役割を担っています。

なかなか表に出てこないような案件を扱う分、責務は重く、期待は大きいですが、確実に成果は挙がっているものと信じて頑張って欲しいです。

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コメント
そうなんですよ。
「地域包括支援センター」の役割って大きいんですよね。
ただ、その予防事業にも行政刷新会議のメスが入りましたね~。

どうなっってしまうんでしょう?
2009/11/23(月) 09:59 | URL | ひよこ理事 #-[ 編集]
No title
今の時点では何とも・・・。
ただ、予算削減はともかくとして、これを機に、予防事業全般の仕組みの見直しは行って欲しいかなとは思いますね。

今の予防サービスは「介護予防」じゃなくて、「介護サービス利用の抑制」という側面の方が強くなっちゃってますから。包括を利用しての虐待防止への取り組みにはそれなりに評価してるんですが。
2009/11/24(火) 00:14 | URL | GM #JalddpaA[ 編集]
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